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第7回 再生に適したPCとは [What’s HD?]

 こんにちは。ハイデフおやじ1号です。

 Windows Vistaも発売され、そろそろパソコンを新調しようかなぁ……、なんて考えている人も多いのではないでしょうか? というわけで、今回はHDコンテンツを楽しむためのスペックという切り口で、パソコン選びを考えてみたいと思います。

 パソコン選びのポイントは、いくつもありますし、人によって重視するポイントも違います。このため、よくあるのですが「どんなパソコン買えば良い?」なんて漠然と聞かれても、こちらも答えに困ってしまいます。

 しかしながら、「HDコンテンツを快適に見たい」という明確な目的があれば話は別です。

 実際、HD JAZZ LIVE!で公開されているコンテンツを見てみればわかると思いますが、HDのコンテンツはどんなパソコンでも再生できるというようなものではありません。利用するパソコンによっては、映像がスムーズに再生できないことも珍しくないでしょう。

 この理由は、HDコンテンツの再生に、非常に高いCPUパワーが要求されるからです。HDコンテンツは高い解像度(1920×1080ドット)の映像が高いビットレートで提供されています。このような映像に含まれる情報量は膨大で、それを素早く処理できるだけのパワーがCPUに求められることになります。

 では、具体的にどれくらいの性能のパソコンを用意すればいいのでしょうか? これからパソコンを購入するのであれば、Intel Core 2 DuoのようなデュアルコアCPUを搭載した製品をおすすめしたいところです。
Intel® Core™ 2 Duo プロセッサー

 デュアルコアCPUというは、その名の通り、1つのCPUに2つのコア(CPUのメインユニット)を搭載した製品です。今までのシングルコアのCPUが、1つのメインユニットで命令を順番に処理していたのに対して、デュアルコアCPUでは2つのユニットが命令を並列的に処理することができます。

 これにより、大量の情報を効率的に、しかも高速に処理することができますので、HDコンテンツのような高いCPUパワーが要求されるコンテンツも快適に再生することができるというわけです。

 しかも、デュアルコアCPUの場合、普段のPCの利用も快適になります。たとえば、パソコンで文書を作成している最中にウィルスチェックが始まった場合など、複数の処理を同時に実行しなければならない場合もあるでしょう。

 シングルコアの場合、ウィルスチェックにCPUパワーが割かれ、アプリケーションの動作が極端に遅くなることがありますが、デュアルコアCPUなら処理を複数のコアでうまく分散処理できるため、CPUにかかる負荷を軽減できます。

 音楽を聴きながらインターネットを楽しむ、画像を編集しながら文書を作成する、そしてHD JAZZ LIVE!のようなHDコンテンツを再生しながらブログを書くといったいように、「ながら」で作業することが多い場合は、デュアルコアCPUを搭載したパソコンを選びたいところです。


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