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第4回 HDを堪能するには-映像編 [What’s HD?]

 こんにちは。ハイデフおやじ1号です。

 薄型テレビは早くも2台目の需要になってきているそうですね。確かに最近は20インチクラスの製品をよく見かけるようになってきました。我が家はまだブラウン管でがんばっていますが、そろそろ検討したいところです。

 というわけで、今回はHDを堪能するための環境、特に映像関連の環境について考えてみたいと思います。

 第1回でHDの解像度のお話をしました。PCのストリーミングは、通常、320×240、640×480というのが一般的ですが、HD JAZZ LIVE!で提供されている映像は1920×1080と非常に高精細な映像になっているという話でした。

 ここで「ん?」と疑問に思った人もいることでしょう。そうです。パソコンの液晶ディプレイの解像度は、一般的なノートパソコンで1024×768、最近多くなってきたワイド液晶でも1280×800ドットというのが普通です。つまり、映像の解像度が液晶ディスプレイの解像度を上回っているため、映像の解像度が活かされていないことになります。

 HDの規格については改めて解説しますが、1920×1080の解像度の映像はフルスペックHD(もしくはフルHD)と呼ばれています。このようなフルHDの映像が持つ美しさを損なわずに表示するには、フルスペックHDに対応した表示機器を利用する必要があるわけです。

 具体的には2通りの方法があります。ひとつはWUXGA表示に対応したパソコンの液晶ディスプレイを新たに購入する方法です。パソコン用の液晶ディスプレイの場合、24.1インチクラスのワイド液晶製品であれば、1920×1200のWUXGAの表示が可能です。これならフルスペックHDの映像をオリジナルの解像度のまま表示することができます。たとえば、以下のような製品があります。

・ナナオ S2411W-WS 実売14万円前後
http://www.eizo.co.jp/products/lcd/s2411w/index.html
・アイ・オー・データ機器 LCD-TV241XBR 実売11万円前後
http://www.iodata.jp/prod/display/lcd/2006/lcd-tv241x/index.htm
・DELL 2407WFP 8万円前後
http://jpstore.dell.com/store/newstore/dhs/dhs_catalog_401.asp

 ちなみに私も1つ前の旧モデルではありますが、DELLの24インチ液晶を愛用しています。デスクトップを広く使えるのもうれしいポイントですね。


 もうひとつは家庭用のテレビを利用する方法です。フルスペックHDに対応した液晶テレビやプラズマテレビを利用している場合は、パソコンの表示をテレビに映し出すことでHD JAZZ LIVE!の映像をフルスペックHDのまま、さらに大画面で楽しむことができます。

 パソコンと家庭用テレビの接続には、ビデオ入力が使われるのが一般的ですが、ここではフルスペックHDでの表示がしたいので、テレビ側にパソコン接続用のDVI端子がある場合はこれを利用するといいでしょう。

 また、最近では家庭用テレビへの接続を想定したパソコンも登場してきています。たとえば、ソニーのVGX-TP1(http://www.vaio.sony.co.jp/Products/TP1/)という円形の小型デスクトップPCにはHDMI端子が搭載されており、これを利用して家庭用のテレビ接続することができます。


 円形のスタイリッシュなデザインのPCなので、家庭用テレビにつないだままリビングで使うというのもなかなか良さそうです。一度で良いので、大画面のテレビとVGX-TP1との組み合わせで、HD JAZZ LIVE!の迫力の映像を堪能してみたいものです。


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