リー・リトナーの話 その1 [アーティスト・エピソード]
初めまして!
HDやスペック系の話はハイデフおやじ1号さんにおまかせして、僕は今回の音楽系担当のハイデフオヤジ2号です。
音楽ライターではないので、文章力などについてはあまくみてください。内容も個人的な視点になります。でも、ジャズ/フュージョンLIVE経験とコレクションに関しては結構自信があります!
さて、HD JAZZ LIVE!のトップを飾るのはフュージョン界では既にベテランに位置しているリー・リトナー。僕が初めて彼の名前を知ったのは、いとこの家で聴かされた「キャプテン・フィンガーズ」でした。
主な参加ミュージシャン:
Drums: Harvey Mason, Jeff Porcaro
Bass: Anthony Jackson, Alphonso Johnson, Charles Meeks, Mike Porcaro,
Keyboards: Dave Grusin, George Duke(Dawilli Gongaの変名で参加),
Ian Underwood, Patrice Rushen, David Foster
Additional Guitar: Dennis Budimir, Jay Graydon, Ray Parker, Jr.
Percussion: Harvey Mason, Steve Forman
Congas: Victor Feldman
Saxophone: Ernie Watts
Vocals: Bill Champlin
スゲェー豪華!
アナログのLPを大音響で聴くと、ドラムがズシーンとヘヴィで、またギターシンセと細かくダビングされたキーボードのシンセが何というか独特なスペイシーな世界で、「これは何なんだ!」とアタマをガツーンとやられてしまったのでした!
中学3年生だった当時は、ビートルズ~ツェッペリン~キング・クリムゾンみたいなロック道を歩んでいて、プログレ少年だったのですが、このアルバムを聴いて大ショックを受け、当時の言い方では「クロスオーバー」(時にはソフト&メロウとも呼ばれていた)にまっしぐらになったのです。ちょうどクリムゾン、イエス、ジェントル・ジャイアントなどのバカテクバンドに通じるユニゾンのキメがツボにハマったのかもしれません。
さて、このリー・リトナーにとってはセカンド・アルバムとなる「キャプテン・フィンガーズ」が発売された77年は彼にとっては目まぐるしい1年で、このアルバムに続き、
- アーティスト: 渡辺貞夫, リー・リトナー, デイヴ・グルーシン, チャック・レイニー, ハーヴィー・メイソン, スティーヴ・フォアマン, 福村博
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2006/05/24
- メディア: CD
に、今回の映像にも参加しているデイヴ・グルーシン、ハーヴィー・メイソン、スティーヴ・フォアマンらと参加、新しいギター・ヒーローの一人として日本に紹介されました。その後すぐにL.A.のライブハウス、ベイクド・ポテトでパフォーマンスを行なっていたセッション・ミュージシャンによるスーパーグループ、ジェントル・ソウツを結成、ビクターからアルバムを出します。
同年秋には渡辺貞夫さんのバックをこのリー・リトナー&ジェントル・ソウツがつとめ、この模様は翌年ライヴ・アルバムとしてリリースされたのです。
まさに怒涛の1年間。
というわけで次回は更にマニアックな、ジェントル・ソウツ初来日の話を繰り広げますのでご期待ください!
ナベサダさんの、確か土曜日夜0時からFMで放送されていた、
「マイ・ディア・ライフ」とても懐かしいですね。資生堂の提供で小林克也さんのナレーションを聞くとあの頃の記憶が蘇ります。
by 裏タカ (2007-01-29 14:36)
HD JAZZ Live最高っす!
いや~ 良いモノ発見したと興奮してます。
おそらくおやじ2号さんのCaptain Fingersとの出会い並みだと思いますよ(^^)
Blogもマニアックで面白い!
2月以降もどんどん、更新していただけると、めっちゃ嬉しいです。
応援してます。
by raita (2007-02-10 14:09)
raitaさん、
書き込みどうもありがとうございます!
いやぁ、結構ダウンロードされていて映像を見ている人もたくさんいるはずなのですが、ブログへの反応が少ないので、ちょっと意気消沈していたところでしたが、raitaさんのレスで気持ちが上向きになっております。
リー・リトナーその2も近々に更新しますので、お楽しみに!
by ハイデフオヤジ2号 (2007-02-13 14:55)